Cards & Liner notes

Game Pop 2 について(ここをクリックするとライナーノーツが現れます)

Dazzling City

Dazzling City

この曲は"Game Pop 2"の始まりの曲ですが、"Game Pop"の始まりの曲である"Game Nostalgia"とちょっとした共通点があることに気がつきました。

"Game Nostalgia"は4音のみで作られていますが、"Dazzling City"は4小節からなる1つのフレーズを基に作られています。シンプルな素材をどう生かすか試行錯誤しました。

同じ一つのきらびやかな夜の街でも、角度を変えて眺めてみたり、ネオンサインが変化すると様子が違って見える―といった状態を、同じフレーズの繰り返しでも、編曲で変化をつけていくことで表現しています。

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Exotic Remains

古代文明を想像してみると、古代の建造物、強い風が吹く様、太陽がぎらつく感じなどが浮かびます。

これらの要素を考えながら、この曲を作りました。

 

メロディに関しては、特定の民族音階は意識しませんでしたが、エキゾチックで光り輝いているように感じたメロディを採用しました。

和音のパートに砂嵐を思わせるようなシンセサイザーの音色を用いることができたのが良かったと思います。

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Green Field

そよ風や陽射しが心地よく、緑豊かで小川のせせらぎの音が聞こえてきそうな情景を思い浮かべながら作りました。

私はもともと転調をよく用いることを作風としていることもあり、シャープ(#)やフラット(♭)が多くなりがちなのですが、この曲は珍しくシャープやフラットの無いCメジャー(ハ長調)から始まります。

とはいえ、ところどころで部分的に転調しており、もしどこかで「転調を行わない作曲家コンテスト」のようなものが開催されたら、私は出場禁止になってしまう..(笑)と感じる今日この頃です。

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Unidentified Planet

奇妙な感じを出すために、次に何が来るかわからない構成を目指しました。他の曲に比べてフレーズが長いのはそのためです。

曲作りは比較的苦しまずにできたのですが、タイトルで悩みました・・・かっこいいものがなかなか思いつきませんでした。

"Unidentified"を提案してくれたのは母でした。母のおかげでピンチから救われました!

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Twilight Flight

"黄昏飛行"というテーマでどうしても作ってみたくて出来上がった曲です。

 

"黄昏"(という言葉)からみなさんは何を想起されますか?

私にとっては "黄昏=美しくて少し物悲しい感じ" でしたので、そのようなメロディになるように努力しました。

 

私は多くの曲でメロディに重点を置いているのですが、この曲の冒頭と最後の部分で使われているシンセサイザーの音色がメロディのイメージに特にぴったりでした。

このような音色との出会いには格別の喜びを感じますし、この音色をお創りになった開発者さんに畏敬の念を感じています!

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